以前、Gigazineさんの「東京で唯一『ケシ』が見られるという東京都薬用植物園に行ってきた」という記事を読んで気になっていたんですが、やっとこさ行ってきました(2016年5月13日)。ケシといえば、モルヒネやあへん、ヘロイン・・・と、怪しい響き満点な言葉が思い浮かんでくる植物です。安全なものは、ポピーとしてよく植わってますね。今回見てきたのは、やばいケシで、あへん法で厳しく規制されているものです。
東京都薬用植物園という所なんですが、普通に植物園なので、普通の植物も植わってます。
薬用に使える有益な植物ばかりです。
そんな植物園の奥に、二重の鉄柵で囲われた、見るからに怪しい畑があります。普段はその二重の柵の外からしか見れないのですが、花が咲くこの時期は期間限定で一つ柵を越えて見ることができます。すると・・・
じゃじゃ~ん。「薬物の王者」(The king of drug) と呼ばれる、麻薬の王様、ヘロインの原料となるケシが咲いてました
。お花はこんなにかわいいのに、人を壊してしまう力を秘めている植物・・・。
大きな実のなっているケシもありました。
鑑賞用のポピーとは全然違って、花の下になる実が大きい。スイカのような、黒い稲妻みたいな模様がありました。
他にも植えても大丈夫なケシや芍薬、スイレンなんかが咲いてました。なかなか植物園としても見応えのあるところで、なかなかよかったです